「ひとりオムレツ?」のようなこの鉄板で今から行われるのは・・
「ラクレット」という料理。
チーズフォンデュに並ぶ、スイスの代表的な料理らしく、
スイス人の先生のお宅に集まって、「アルプスの夕べ」
というのはこの料理、「アルプスの少女ハイジ」に出てくる
あの、おじいさんがハイジに作ってあげていたチーズ料理そのものなんだとか。
たしかに覚えているなあ、おじいさんが、火にかざしたチーズがトロリと
溶けたところをハイジに渡している場面。
何故かその場面はとてもよく記憶に残っている。
日本ではそんな光景が無いからかしらん。
本来は大きな形のままのチーズを火にかざし、
溶けたところをそぎ落として食べる・・
そうなんですが、今はこんな、銘々で焼いて楽しめる
「ラクレット機」があるんだとか。
こうして火を囲んでいると、
まさに鍋でもしてるかのよう。
ご丁寧に小さなヘラまで付いていて、その辺りはさながら「もんじゃ焼き」?
これが、ラクレット。
チーズの名前でもあり、料理の名前にもなっているそう。
癖がなく、トロリと溶けたチーズを食べるのは最高ですが。
厚切りになったこのチーズ、3枚で限界かな?
薄く切りそろえた様々な具を、それぞれのチーズの上にトッピングをして。
溶けるのを待つ間、会話を楽しむ。
皆でそんな時間を楽しむ、冬の料理ということです。
日本の鍋のように
同じ鍋の中をシャアして食べる料理がある国って、
実は殆ど無いんじゃないかという話に。
アジア全般ではありますが、もちろんここアメリカにも無いし、
ヨーロッパでも、この料理かフォンデュくらいだそう。
寒い冬、
こうして皆で集まって、暖かい料理を食べるというのは
身も心も本当に温まります^^
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