2014年1月10日金曜日

アルプスの少女の夕べ

「ひとりオムレツ?」のようなこの鉄板で今から行われるのは・・


「ラクレット」という料理。

チーズフォンデュに並ぶ、スイスの代表的な料理らしく、
スイス人の先生のお宅に集まって、「アルプスの夕べ」

というのはこの料理、「アルプスの少女ハイジ」に出てくる
あの、おじいさんがハイジに作ってあげていたチーズ料理そのものなんだとか。

たしかに覚えているなあ、おじいさんが、火にかざしたチーズがトロリと
溶けたところをハイジに渡している場面。
何故かその場面はとてもよく記憶に残っている。
日本ではそんな光景が無いからかしらん。

本来は大きな形のままのチーズを火にかざし、
溶けたところをそぎ落として食べる・・
そうなんですが、今はこんな、銘々で焼いて楽しめる
「ラクレット機」があるんだとか。

こうして火を囲んでいると、
まさに鍋でもしてるかのよう。
ご丁寧に小さなヘラまで付いていて、その辺りはさながら「もんじゃ焼き」?




これが、ラクレット。
チーズの名前でもあり、料理の名前にもなっているそう。
癖がなく、トロリと溶けたチーズを食べるのは最高ですが。
厚切りになったこのチーズ、3枚で限界かな?



























薄く切りそろえた様々な具を、それぞれのチーズの上にトッピングをして。
溶けるのを待つ間、会話を楽しむ。
皆でそんな時間を楽しむ、冬の料理ということです。

日本の鍋のように
同じ鍋の中をシャアして食べる料理がある国って、
実は殆ど無いんじゃないかという話に。

アジア全般ではありますが、もちろんここアメリカにも無いし、
ヨーロッパでも、この料理かフォンデュくらいだそう。


寒い冬、
こうして皆で集まって、暖かい料理を食べるというのは
身も心も本当に温まります^^

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